なるに屋ブログ
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  • ●おやすみクマタくん

    先日、『おやすみクマタくん』を出版された元編集者の方の話をお聞きする機会がありました。

    作者のカズコ・G・ストーンさんはアメリカ在住。

    今はいつでも何処でもメールで連絡が取れますが、当時は国際電話なので、時差を考え時間を見計らってやり取りをしたそうです。

    年に1度日本に帰国される折に、原画を持参して下さったとのこと。

    そんな大変なご苦労の末に出版されたことを知り、益々この絵本が大好きになりました。

     

    この絵本は、我が家で一番たくさん読まれた絵本で、おそらく100回以上は読んでいると思います。

    息子が2歳の頃この絵本が大好きで、2ヶ月毎晩読んで!と持ってきました。

    何度か読む内に、パッポー、パッポーと時計の鳩が8回鳴くのを覚えてしまい、このページを開くと必ず息子が、パッポー、パッポーと間違えずに8回言うのです。

    ことばのリズムで2歳の子が正確に覚えてしまうことにびっくりしましたが、いつの間にかこの部分だけ息子が担当するようになり、親子でたくさん楽しみました。

    娘もやはり2歳頃大好きになりたくさん読んだので、我が家にとって忘れられない大切な1冊となっています。

    そして今、この絵本が息子から孫へと手渡されていきます。

     

    当日は、編集者の方が読み聞かせをしてくださったのでより心に染み渡りました。

    残念ながらカズコ・G・ストーンさんは亡くなられてしまいましたが、やなぎむらのシリーズなどたくさんの作品を残されました。

    他の作家さんの絵本も含め、編集者さんならではのお話をたくさんお聞きすることができとても貴重な時間となりました。

    そして楽しい充実したひと時でした。         (A)

    福音館書店『おやすみクマタくん』カズコ・G・ストーン 作 990円

  • ●絵の力

    先日、書店で洋書の絵本が売られていました。

    カラフルな色彩に目を惹かれパラパラとめくってみている本の内容は残念ながら分かりません。

    (英語が堪能だったらなぁ…)

     字が読めないので絵で想像するしかなく、幼い子どもが絵本を読む(見る)時ってこんな感じかな?と思った出来事でした。

    良い絵本は絵が物語を語るといいます。

    子どもの頃親しんだ絵本はどれも絵を読むだけでお話の世界に入っていかれる、そういうものが多かったなと思いました。

    大人になるとなかなか子どものような目で物を見られなくなってしまいます。

    絵本を読んでもらうだけで、絵が動き出しているように感じたあの感覚をもう味わえないのは少し残念に思います。      (Si)

     

  • ●わにわにと同じ大雪!

    先月、大好きな『わにわに』の最新作が発売されました。タイトルは『わにわにのおおゆき』です。

    タイトルを見ただけで何が起こるんだろうとワクワクしちゃいました!

    雪をいっぱい積んで帰って来きて、その後あかわにとおこたつでぬくぬくまったり。

     今年は、こんなに雪が降らなかったなぁと思っていたら月曜日に大雪!

    現実は雪かきに追われて、わにわにのように大雪を楽しめませんでした。

    おこたつでぬくぬくまったりも出来ず、少し休んだら、また、雪かきに・・・

    久しぶりの大雪は大人は大変でした!         (Sa)

  • ●雪あそび

    今年は雪が少なくて過ごしやすい冬になっています。

    1月に雨が降るなんて今までは考えられませんでした。

    しかし菅平高原まで行くと雪がたくさん残っています。

    保育園の庭は雪で真っ白。

    駐車場などの除雪をした雪が庭の端に山を作り、雪の白に光が反射してキラキラ輝いています。

    そんな中子どもたちは、スキ―ウエアを着て雪遊びをしています。

    雪玉を作る子や雪山に登る子、走りまわる子など楽しそうな笑い声が響いていました。        (N)

  • ●わにわにとおおゆき

    わにわにシリーズの6作目が発売になりました。

    編集部だよりによると、5年がかりで紆余曲折を経て出来上がったとのこと。

    冬の寒さの中、雪の降る外へ散歩に出るわにわに。

    雪の中を楽しみながら進んでいくわにわには本当にマイペース。

    雪が降らない暖かい地方の子どもたちも、雪の世界を存分に味わえる楽しい内容となっています。

    暖かい炬燵に入りながら、子どもと楽しみたい1冊です。

    私は、裏表紙の山口マオさんの遊び心に思わず笑ってしまいました。😊       (A)

    福音館書店『わにわにとおおゆき』(こどものとも年少版2月号)小風さち 文 山口マオ 絵 440円