なるに屋ブログ
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本を生涯の友とする子どもを育てるために

先日、50名程の勉強会で、児童文学作家の斎藤惇夫さんにお越しいただいて、お話をお聞きしました。

2017年から幼稚園の園長も務められ、保護者にはとにかく毎日絵本を読んでやってくださいとお伝えしているとのこと。

フィンランドではどのお父さんも、毎日我が子に15分は絵本を読み、または物語を聞かせて、それが12歳まで続いているそうです。

日本はメディア障害の子が多く、子どもの問題というよりは、大人の問題とも言えるでしょう。

子どもはまず「聞く」ことから成長し、大好きなお父さんやお母さんの声で語られることが一番の喜びです。

斎藤さんの講演の中で、一番印象に残ったのは、

「子どもが文学を読めるようになったら、読めなかった時期の3倍読んでやることが大事」の言葉です。

子どもの力と、絵本や物語の力を信じて、継続的に読み聞かせを行いたいと思いました。    (T)