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あなたも絵本の作り手です
先日、佐久市で『どろだんご』の著者、野坂勇作さんの講演会がありました。
作り手のお話を聞くと、作品がまた違った形で楽しめます。
野坂さんは、絵本作りを駅伝に例えてお話されました。
一冊の絵本ができるまでに何年も時間を費やしているとのこと。
でも、絵本のゴールは作品ができあがった時ではなく、子どもの心に届いた時です。
駅伝のアンカーは読み手である我々大人です。読み手も、作り手の一員なのです。
作者や編集者から託されたタスキを、1人でも多く、一回でも多く、子どもの心に届けていきたいです。 (T)
福音館書店『どろだんご』なかのよしゆき 文 野坂勇作 絵 972円
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