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絵本の楽しみ 赤ちゃん その2
赤ちゃんにたっぷり話しかけてあげる毎日の生活の中で、絵本を読んであげる時間を作っていくこと。
それは、赤ちゃんと大人の共通の楽しい時間となっています。
興味を持つ月齢は赤ちゃんによって様々ですが、我が家の長女は5か月頃に、かなり楽しんでいるんだなということがわかりました。
「おててがでたよ」(林明子 作)を読み終わり、本を閉じると「アーウー、アーウー…」と喃語を返してくれるようになったのです。
それがいつ迄も続くので、もう1度初めから読み始めると、ピタリと止み、絵本をじっと見入っているのです。
耳から聞こえてくることばに、ここち良さを感じ、もっと聞きたいという赤ちゃんの意思表示でした。
「アーウー」は赤ちゃんの「もう1回読んで!!」だったということがわかり、とても驚いたことを覚えています。
毎日繰り返す赤ちゃんと共通の絵本体験が、赤ちゃんも楽しみ、大人もその反応に喜びを感じるしあわせな時間となっていくのです。
(A)
福音館書店『おててがでたよ』 林明子 作 864円
偕成社『じゃあじゃあ びりびり』 まついのりこ 作・絵 756円
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