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芸術の秋
先日、開館35周年の東山魁夷館の記念展を観に、初めて長野県立美術館に行ってきました。
東山魁夷が手掛けた皇居宮殿壁画の大下図が初公開されるというこの展示会。
縦約4メートル、横約15メートルという『朝明けの潮』はスケールに圧倒されつつ、描くのも大変だったろうなと完成までの道のりを想像したりしました。
東山魁夷の絵は皆一度は目にしたことがあると思いますが、作品を一度に鑑賞するのは初めてでした。
どの絵も存在感が凄いのですが、間近で観るのと、遠目に観るのとでも全く違って、しばらく眺めていたくなるような絵が何点もありました。
有名な茅野市の御射鹿池がモデルだと言われる「緑響く」は公開が今後ということで、それが見れなかったのが残念でしたが、また機会があれば訪れたいと思います。
原田マハさんの小説『あの絵のまえで』でも東山魁夷の作品が出てきます。
美術館へ行くきっかけにこの小説もおすすめです。 (Si)
幻冬舎 文庫『〈あの絵〉のまえで』原田マハ 著 594円
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