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ランプシェード
東京子ども図書館より、季刊誌「こどもとしょかん」に連載されていたた松岡享子さんのエッセイが書籍化されました。
1979年~2021年まで42年に渡り、松岡さんが寄せたエッセイは162編あり、その折々の想いがあたたかく伝わってきます。
544貢の厚さに初めは購入を躊躇しましたが、やはりどうしても読みたくて買ってしまいました。
毎晩2、3編ずつ読み進めるのが楽しくて、まるで松岡さんと対話しているような幸せなひと時でした。
読み終えて改めて感じることは、松岡さんは思っていた以上に壮大なお仕事をされたんだなということでした。
児童図書館サービスを学び、海外への旅も多く、東京子ども図書館を軌道に乗せ、後進を育て、おはなしを語り、翻訳をし、おはなしを作り、本当に多くのお仕事をされてきたんですね。
偉大な方だったんたなと改めて思います。でも、とてもユーモアあふれるあたたかい庶民的な方でもあったので、こんなに魅力的な愛される方だったんだなと改めてわかりました。
大切に読み返していきたい、私の1冊になりました。 (A)
東京こども図書館『ランプシェード』松岡享子 著 3300円
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