なるに屋ブログ
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『ちいさいモモちゃん』と『エルマーのぼうけん』

3人の子どもたちが年長クラスにいた頃、毎晩の読み聞かせで活躍したのが

「ちいさいモモちゃん」(全6巻)と「エルマーのぼうけん」(全3巻)シリーズでした。

その他「グリムの昔話」(こぐま社)で昔話を楽しみ、末の娘は1年生になると「長くつ下のピッピ」を楽しみました。

赤ちゃんの頃から読み聞かせを始め、入園後は園でも毎日たっぷり読んでもらい、夜は寝る前のひと時お布団の中で絵本を楽しむ。

その繰り返しの後で、絵本だけでなく童話も楽しめるようになったのだと思います。

25年も前のことなのに、そのころのことは今でもはっきりとよみがえってきます。

ハラハラしたりドキドキしたり、明日の続きを楽しみに待つという体験も子どもにとっても大人にとっても嬉しい体験でした。

時々、都合で読み手が父親に代わることもあり、それもまた子どもにとっては大きな楽しみとなっていました。

(ただ大人にとっては続きがわからず困ったこともありましたが…)

新年度が始まり、4月に年長になった子どもたち。今年は園や家庭でどんな童話を読んでもらうのでしょうか?

限られた1年間、たっぷりと童話の世界を楽しんで、その先の1人での読書につながっていくことを応援しています。     (A)

講談社『ちいさいモモちゃん』松谷みよ子 作 1210円

福音館書店『エルマーのぼうけん』ルース・スタイルス・ガネット 作 1320円