なるに屋ブログ
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  • ●心のゆとり

    梅雨の季節になりました。

    しとしと雨は大地に一番やさしく、豊かにしてくれると聞いた事があります。

    激しい雨は土の表面ばかり流れるのですが、しとしと雨はやさしく地面の中までしみこみ、

    うるおしてくれるというのを知り、水まきの時意識して時間をかけるようにしています。

    ある日の夕方、おむかえの時間にしとしと雨が降っていました。

    小さい子供は、長靴でチャプチャプするのが大好き。

    園庭のすみっこでチャプチャプしている子をあたたかく見守っているお母さんがいました。

    夕方しなくちゃいけない事がいっぱいなのに、ほんの数分だけど子供の好奇心によりそう事のできるお母さん。

    心のゆとりを持てる人でいたいと思いました。       (O)

  • ●アスパラガス

    朝晩の台所仕事の時間は、ラジオを聞きながら手を動かしていることが多い。

    NHKの土・日に放送されている”地球ラジオ”で、先日ドイツのホワイトアスパラガスのことが話題になっていた。

    ドイツではホワイトアスパラガスが主流で、1人一度に長いまま8本位食べることもあるそうだ。

    アスパラガスを立てたまま茹でる専用の鍋まであり、

    一部のお店では専用の機械でアスパラガスの皮をむいてくれるサービスもあるという。

    そんな話を聞いてる内に、先日読んだ 小川糸著『グリーンピースの秘密』(幻冬舎文庫)を思い出した。

    ドイツでの暮らしを紹介した日記エッセイになっている。

    白アスパラガスを茹でて塩、コショウをし、

    オリーブオイルをさっとかけたものに薄切りハムを載せて食べることがとても美味しいとのこと。

    私もアスパラガスは大好きで、旬の時期は毎週かかさずスーパーで買っている。

    茹でたり、いためたり、どれも好きだが、小川糸の文章を読んだらとてもおいしそうで真似してみたくなった。

    調べてみたら、小川糸の日記エッセイはたくさん出版されている。

    少しずつ買い足して楽しみに読んでいきたいと思う。        (A)

    幻冬舎 『グリーンピースの秘密』小川糸 著 605円

     

  • ●後悔先に立たず

    本を手にするとき、かけのひとつに装丁に惹かれてということがあります。

    本棚に置きたくなる素敵な本の装丁を調べると、高確率で名久井道子さんのお名前が。

    名久井さんの装丁家としての拘りを知ってからは、「読む」以外に「物」としての本の価値も考えるようになりました。

    最近、昔読んだ本を買い直そうとしたら、装画が変わっていてショックだった事がありました。

    元々の装画が好きだっただけに、何故手放したのかと過去の自分を叱りたい。

    その点、絵本は昔の懐かしいままの姿で現在も売られていて嬉しいです。

    と同時に、子どもにとっては表紙は同じでも、汚れていても「何度も楽しんだ自分だけの本」という一冊が

    宝物になるのだという「物」としての価値もまた大きいのだと思います。      (Si)

  • ●せんたくかあちゃん

    これからの時期、束の間の晴れ間は洗濯するのにとても貴重ですよね。

    そして、我が家の母も「せんたくかあちゃん」に変身するのです。

    いろいろ洗って、最終的に「何か洗う物ある?」と聞かれます。

    そう言う私も、天気の良い休日は「せんたくかあちゃん」になるのです!!

    幼い頃読んでもらった『せんたくかあちゃん』の絵本はとても楽しくて、森の中にいろいろな物が干されていて、

    こんな物まであると見ているだけでワクワクしたものでした。

    いつしか、自分で洗濯をするようになり気づきました。

    一度に洗濯をすると爽快なのですが、その後の作業が大変だと言うことも・・・。     (Sa)

    福音館書店『せんたくかあちゃん』さとうわきこ 作・絵 990円

  • ●もじゃもじゃけむし

    5月になると、道路をもじゃもじゃのけむしが這っているのを見つけます。

    自転車で走っていても、車で走っていても、視界に入ってきます。

    常々、主張の強い子だと思っていたのですが、今年になり始めて名前を知りました。

    クマケムシというそうです。

    毎年視界に入ってくるのを楽しんでいるのですが、これからは名前で呼んであげようと思います。      (N)