なるに屋ブログ
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  • ●おめでとうございます

    WBC、日本チームが優勝しましたね。

    私は野球に興味が薄く、ルールにも選手にも疎いです。

    それでもこれだけ日本中が盛り上がっていると、試合の様子はワイドショーなどで目にしていました。

    準決勝、決勝の試合は本当に漫画の様の勝ち方で、ここぞという時に、大勢の期待に応えて結果を出せる選手がただただすごいなと思いました。

    そして印象的だったのが、各地で応援している子ども達の様子。

    自分ごとの様にとび上がって喜んでいる姿に、将来、憧れの選手目指して野球をするのかなとほほえましく思いました。

    「ああなりたい」という憧れの気持ちは大きな原動力になります。

    子ども達が夢見れる、憧れの世界を見せられるということが、勝つことと共に大きな功績なんだなと思いました。     (Si)

  • ●子どもの声

    ある図書館のおはなし会で絵本の読み聞かせとわらべうた遊びをしてきました。

    少人数の会でしたが、絵本を読んでいるときはじっと聞いてくれ、

    『ぺんぎんたんそう』を読んだときは一緒にたいそうをしてくれました。

    ひと通り絵本を読んだあと、そろそろわらべうたを・・・と思っていたら、

    予備に持っていった本に気づいた子に「まだ絵本がある」と言われ急遽追加で読みました。

    絵本を楽しんでもらっているんだなと嬉しくなりました。

    わらべうたのときは楽しそうに声を上げて体を動かしていました。

    時間は少し短くなってしまいましたが、子どもの笑い声が部屋に響いていました。

    終わったあと、図書館員の方にも「子どもの楽しそうな笑い声が聞こえてたよ」と言われました。

    子どもたちが楽しんでくれると、こちらも楽しくなってきます。

    いい会ができたのでは?と思いました。      (N)

  • ●月の錯視

    3月に入って日々春の訪れを感じられるようになりました。

    先日見事な満月が東の空から見えてきました。

    とても美しい月で久しぶりに見惚れていました。

    昔、地平線(水平線)から見える月が大きく見えるのは、実は目の錯覚だと知った時は驚きました。

    東の空、真上、西の空、50円玉の穴を通してみると同じ大きさで見えます。

    実際は月が真上に来る時の方が地球の半径の分だけ月に近づくので、ごくわずかに大きく見えるそうです。

    この目の錯覚は「月の錯視」という名で呼ばれているそうですが、現在の脳科学、心理学の研究レベルでも完全に解明されていないとの事です。

    本当に脳の不思議ですね。

    いろんなところで脳が勘違いしている事があるんだろうなと思います。      (O)

  • ●絵本作家のアトリエ

    以前購入した『絵本作家のアトリエ1』を読み返したら『絵本作家のアトリエ2』が読みたくなって先日購入しました。

    雑誌「母の友」に連載されていたものをまとめたもので、写真も多くアトリエの様子、作家のインタビューなど

    絵本で知っていた作家をより深く知ることができて、知っていたはずの絵本がより身近に感じられるようになりました。

    昨年亡くなられた『ぐりとぐら』の山脇百合子さんや『かばくん』の中谷千代子さんなどのページは特に心惹かれて読みました。

    残念ながら『絵本作家のアトリエ3』は品切れ中とのこと。

    早く購入しておけば良かったと残念に思います。

    本っていつでも買えるものではないので、タイミングって大事だなと改めて思わされました。    (A)

  • ●プーさんの鼻

    今、放送されているNHKの朝ドラで度々短歌が登場します。

    短歌に馴染みのない私も、一冊だけ俵万智さんの歌集を持っています。

    酒井駒子さんの装画に惹かれて手にした『プーさんの鼻』という本。

    多くが俵さんが出産され子育てする中で詠まれた歌ですが、

    極ありふれた日常の一瞬を、たった31文字で表す短歌だからこそ情景が目に浮かんで心に響きます。

    親の立場、子の立場、色々な立場で見える世界もきっと違うのでしょう。

    朝ドラをきっかけに久々に開いた歌集から好きな歌をいくつか。

    「記憶には残らぬ今日を生きている子にふくませる一匙の粥」

    「叱られて泣いてわめいてふんばってそれでも母に子はしがみつく」

    この歌集の良さは、俵さんのあつがきに良く表れています。

    とても読み易く、短歌の良さを味わえる本なので、あとがきを含め是非呼んでみてください。     (Si)

    河出書房新社『プーさんの鼻』俵万智 著 1540円