なるに屋ブログ
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  • ●絵本作家のアトリエ

    以前購入した『絵本作家のアトリエ1』を読み返したら『絵本作家のアトリエ2』が読みたくなって先日購入しました。

    雑誌「母の友」に連載されていたものをまとめたもので、写真も多くアトリエの様子、作家のインタビューなど

    絵本で知っていた作家をより深く知ることができて、知っていたはずの絵本がより身近に感じられるようになりました。

    昨年亡くなられた『ぐりとぐら』の山脇百合子さんや『かばくん』の中谷千代子さんなどのページは特に心惹かれて読みました。

    残念ながら『絵本作家のアトリエ3』は品切れ中とのこと。

    早く購入しておけば良かったと残念に思います。

    本っていつでも買えるものではないので、タイミングって大事だなと改めて思わされました。    (A)

  • ●プーさんの鼻

    今、放送されているNHKの朝ドラで度々短歌が登場します。

    短歌に馴染みのない私も、一冊だけ俵万智さんの歌集を持っています。

    酒井駒子さんの装画に惹かれて手にした『プーさんの鼻』という本。

    多くが俵さんが出産され子育てする中で詠まれた歌ですが、

    極ありふれた日常の一瞬を、たった31文字で表す短歌だからこそ情景が目に浮かんで心に響きます。

    親の立場、子の立場、色々な立場で見える世界もきっと違うのでしょう。

    朝ドラをきっかけに久々に開いた歌集から好きな歌をいくつか。

    「記憶には残らぬ今日を生きている子にふくませる一匙の粥」

    「叱られて泣いてわめいてふんばってそれでも母に子はしがみつく」

    この歌集の良さは、俵さんのあつがきに良く表れています。

    とても読み易く、短歌の良さを味わえる本なので、あとがきを含め是非呼んでみてください。     (Si)

    河出書房新社『プーさんの鼻』俵万智 著 1540円

  • ●再び会えた!!

    今月号のMOEにヒグチユウコさんの特集が載っていました。

    春に東京でヒグチユウコ展が行われるということで、今まで全国をまわった各地の様子をご本人がお話されていました。

    上田での様子も載っていて、初めて知るエピソードもあり喜びと驚きでした。

    終わってしまうとそこで終了することが多いのですが、再びあの時の喜びを味わうことができて嬉しかったです。

    各地のポスターを全て見るのも良かったです。

    上田のポスターはちょっと大きく載っていて、ちょっと誇らしく思ってしまいました。

    改めて見てもステキなポスターでした。

    また来てほしいです。            (Sa)

    白泉社『MOE 2023年3月号』930円

  • ●紙芝居

    先日、紙芝居についての講演を聞きました。

    紙芝居は日本生まれの文化であることや、絵本と紙芝居の違い、

    紙芝居を演じるときは、舞台を使うと子どもたちの集中力がアップしお話を聞く準備ができること。

    また、どう演じていけばいいかなどいろいろお話しをしていただきました。

    実際に紙芝居を演じてもらうと『おおきくおおきくおおきくなあれ』がとてもおもしろかったです。

    今まで紙芝居を演じたことはなかったのですが、参加型の紙芝居は一緒に盛り上がることができるので、

    人数の多いお話会に参加するときは、自分でも演じてみたいと思いました。                 (N)

    童心社『おおきくおおきくおおきくなあれ』まついのりこ 脚本・絵 1540円

  • ●かっこいい

    先日横断歩道を渡っておられたおじいさんが途中で足を止め、車に乗っている私にごめんと手をあげてしゃがみました。

    どうしたんだろうと見ていると、横断歩道に落ちていたゴミを拾い持っているビニール袋に入れています。

    袋にはすでに拾ったゴミがたまっています。

    そしてもう一度私に手をあげて何もなかったように歩いていかれました。

    頭が下がる思いがしました。

    小さな小さな親切かも知れませんが、それを自然になさっている姿はかっこいいと感じました。

    見習いたいと思います。               (O)